|
■ 2010年度年次大会日本行動科学学会2010年度年次大会のご案内2010年度・Eフ年次大会を、日本心理学会の前日である2010年9月19日(日)に、 兵庫医療大学の磯 博行 日本行動科学学会会長を大会委員長として、講演の形式で開催いたします。 今年は、異常行動研究会の設立から数えて創立50周年にあたります。 杉岡企画委員長と磯大会委員長により、記念大会にふさわしい懇親会も企画していただきました。 多数のご参加をお待ちしております。なお、大会への参加申込は不要ですが、懇親会につきましては、 8月31日(火)までに、参加申込をしていただきますようお願いいたします。 日程:2010年9月19日(日) 12時より 場所:兵庫医療大学 M棟 M114室(神戸市中央区港島3-6、ポートアイランド) 地図はこちら 大会参加費:1000円 プログラム 第1講演(12:00 -13:10 M114室) 司会:磯 博行 大会委員長 演者:川合伸幸 氏(名古屋大学、本学会事務局長) 演題:「恐いものほど早く見つけてしまう:生得的な脅威感知システム」 第2講演(13:20-14:30 M114室) 司会:杉岡幸三 企画委員長 演者:大木祐治 氏(四国学院大学) 演題:「韓国での心理学研究および教育の現状」 14:30-15:00 総合討議 懇親会 日程:2010年9月19日(日) 16時より 場所:ルミナス神戸(大阪湾クルーズ) 会費:6000円 ※学生会員には若干のサービスを検討しています。 申込:8月31日(金)までに、学会事務局までe-mailでお申し込み下さい。 なお、e-mailの件名は、「行動科学学会懇親会申込」として下さい。 大会に関する問い合わせ及び懇親会申し込み 行動科学学会事務局 E-mail: jabs.office[at]gmail.com ([at]->@) 2010年度年次大会開催報告日本行動科学学会2010年度年次大会が開催されました。日本行動科学学会2010年度年次大会は「新たな行動科学への指針」をテーマに、 磯博行日本行動科学学会会長を大会委員長として、 9月19日に神戸・sポートアイランドにある兵庫医療大学で開催され、2つの講演が行われました。 まず、川合伸幸氏(名古屋大学)による「恐いものほど早く見つけてしまう:生得的な脅威感知システム」と題した講演が行われました。 川合氏は個体発生と系統発生の両方の視点から人間の不安の起原を探る自らの研究を紹介し、 このような新しい考察がこれからの心理学・行動科学の研究法にとって重要であることを示唆して下さいました。 次に、大木祐治氏(四国学院大学)による「韓国での心理学研究および教育の現状」と題した講演が行われました。 大木氏は、先年韓国に留学された経験を元に、韓国は日本に最も近い国であり、経済的な交流は緊密でありながら、 学問研究分野での交流は比較的少ないことを示し、今後の心理学・行動科学分野における両国の交流の発展についての展望を示して下さいました。 その後の懇親会は、少し趣を変えて神戸港から観光船「ルミナス神戸」に乗船し2時間の会食を交えた大阪湾クルーズを行いました。 神戸港や明石大橋をながめながら、初秋の夕景を満喫し、無事本年度の年次大会を終えました。
|