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■ 機関誌「行動科学」 バックナンバー

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61巻 1号(2022年9月発行)

特集:興奮と制止、強化と弱化、アレルギーと強迫:免疫反応でも強迫症でも治す原理はやっぱりエクスポージャー
総説

  • 原井 宏明 強迫症と基礎研究 1-
  • 漆原 宏次 古典的制止条件づけと回避行動に関する一考察 7-
  • 坂上 貴之 行動と医学:身体的反応をめぐる随伴性と私的事象 17-

総説
  • 山本 千都 社会的相互作用試験の現状と今後の展望 25- a
短報
  • 中村 敏,大河内 浩人 他者からの教示と他者への教示の行動獲得促進効果−フィードバックの機会のある2人実験場面での検討− 39-
  • 星 君佳,澤田 聖響,前田 佳宏,堀内 聡 3福祉資格のいずれかを有する知的障害者支援職員のストレッサー経験とバーンアウト傾向 47-
日本行動科学学会会則・その他


60巻 特別号(2022年3月発行)

日本行動科学学会創立60周年記念号
創立60周年記念

  • 今田 寛 行動科学学会60周年,おめでとう! 1-
特集:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と行動科学
総説
  • 内山 伊知郎 コロナ禍における子どもの発達と行動科学 3-
原著
  • 松田 英子,松岡 和生 日本の大学生のコロナウイルス・パンデミックドリームの経時的変化に関する質的研究−自粛生活と夢内容の関連の分析− 9-
  • 伏島 あゆみ 大学生におけるCOVID-19流行時の生活下の「よいこと」および抑うつとの関連 21-
総説
  • 瀬 堅吉 ポストコロナ時代の若者を理解する新しい発達理論の必要性−行動科学が果たす役割 31-
原著
  • 盛 悠史,堀内 聡 オンラインによる単回インプロワークショップの効果とメリットおよびデメリットに関する予備的研究 43-


原著
  • 松本 明生,平岡 恭一 遅延および確率による報酬の価値割引と自動車運転中のヒヤリ・ハット体験との関連 49-
日本行動科学学会会則・その他


59巻 2号(2021年3月発行)

総説
  • Eiko MATSUDA, Masaru YOSHIHARA The effect of developmental disorders on sleep and dream of Japanese children in special support classes. 29-
  • 請園 正敏, 笠原 好之 バルブロ酸モデルマウスを用いた発達段階での自律神経活動とその行動の検討. 37-
  • 長南 幸恵 ASDのある子どもの感覚刺激への反応ー集団生活における行動観察からー 47-
  • 金子(大谷)律子 自閉症スペクトラム症(ASD)モデル動物(CRMP4欠損マウス)研究から明らかになったこと. 57-
日本行動科学学会会則・その他


59巻 1号(2020年9月発行)

原著
  • 辻 由依, 入江 智也, 河村 麻果, 坂野 雄二 薬物使用行動に対する家族の理解度―三項随伴性の枠組みに基づく検討―. 1-
  • 残華 雅子, 青山謙二郎 謝った言語情報に3歳児が従う傾向への保護者の観察の影響. 13-
日本行動科学学会会則・その他

58巻 1号(2019年9月発行)

特集:研究活動の行動科学ー研究の継続要因を探るー
総説

  • 小城 英子, 坂田 浩之, 川上 正浩 不思議現象信奉研究のこれまで,そして,これから 1-
  • 布施 光代, 安藤 史高, 小平 英志 児童の積極的授業参加行動に関する研究の歩みと展望. 9-
原著
  • 杣取 恵太, 横光 健吾, 金井 嘉宏, 佐藤 健二, 坂野 雄二 嗜好品関連行動尺度の作成と妥当性の検討. 15-
  • 杣取 恵太, 下斗米 淳, 国里 愛彦 メタ認知における二側面ー絶対的温度と相対的感度. 27-
  • 富高 智成, 白川 雅之, 因来 愛実, 高橋 雅延, 清水 寛之 健忘症患者の日常記憶に関する自己評価ー1事例におけるメタ記憶質問紙への反応と神経心理学的検査結果の1年間の変化ー
日本行動科学学会会則・その他

57巻 2号(2019年2月発行)

原著
  • 横光 健吾, 金井 嘉宏, 佐藤 健二, 杣取 恵太, 坂野 雄二 嗜好品摂取によって獲得できる心理学的効果の四大嗜好品における差異. 69-
  • 川崎 由花, 寺澤 孝文 英単語の学習効果に与える学習インターフェースとインターバルの影響. 79-
総説
  • 平野 好幸 認知行動療法と脳科学 89-
  • 山本 竜也 抑うつに対する行動活性化の介入要素と抑うつ症状との関連. 97-
  • 青木 俊太郎, 岩野 卓, 高垣 耕企, 高野 裕太, 坂野 雄二 うつ病に対する行動活性化の作用機序に関する研究動向. 107-
  • 米田 健一郎, 津田 彰, 堀内 聡, 三原 健吾, 岡村 尚昌, 田中 芳幸, 伏島 あゆみ, 松田 英子, 津田 茂子, 矢島 潤平 115-
  • 岩野 卓, 堀内 聡 日本における依存症臨床の変貌.123-
日本行動科学学会会則・その他

57巻 1号(2018年9月発行)

原著
  • 筒井 明日香, 横光 健吾, 土井 理美, 坂野 雄二 過食の維持に関連する心理学的要因の検討:縦断調査による検討. 1-
  • 佐藤 健二, 横光 健吾, 金井 嘉宏, 永瀬 努, 坂野 雄二 嗜好品摂取がスピーチ後の心理・生理学的ストレス反応の回復に及ぼす影響の検討:クロスオーバー無作為化比較試験. 11-
短報
  • 十川 勇人, 大河内 浩人 労力割引における報酬量効果. 27-
  • 榎原 沙織, 上北 朋子, 坂本 敏郎 新生児のオキシトシン投与が思春期マウスの社会情動性に及ぼす影響. 33-

特集:絆形成の行動科学・心理学ー動物, ロボット, 想像上の他者ー
総説

  • 菅野 康太 生物学的視点から見る絆形成の行動科学・心理学ー動物, ロボット, 想像上の他者ー 41-
  • 高橋 英之, 伴 碧, 内田 貴久, 島谷 次郎, 熊崎 博一, 守田 知代, 吉川 雄一郎, 石黒 浩. ロボットを用いた自己開示促進システムの心理過程のモデル化. 47-
  • 森口 佑介 空想の友達との絆. 55-
日本行動科学学会会則・その他

56巻 1号(2017年9月発行)

原著
  • 西岡 美智子, 松村 京子 単語発声を伴う絵カード提示者と絵カードへの聴覚障害幼児の視線. 1-
  • 小原 漱斗, 大河内 浩人 ダジャレの強化力の検討. 11-

特集:日本行動科学学会第32回ウィンターカンファレンスシンポジウム
総説

  • 高瀬 堅吉 ヒトのモデル動物としてのマウス・ラットを対象とした行動アセスメント研究の現状と課題.  21-
  • 桐生 正幸 日本におけるポリグラフ検査の変遷 : 犯罪事実の記憶,隠蔽の意図. 31-
ポスターセッション抄録
  • 鎌田 泰輔,畑敏道 扁桃体と島皮質は恐怖が条件づけられた刺激によって生じる時間の過小評価において重要な役割を果たす. 43
  • 畑 佑美,畑 敏道 他個体による餌の摂取がレバー押し反応の消去に与える影響. 44
  • 中川瑞巳,松田英子 マインドフルネス瞑想が自己肯定意識とセルフコントロールに与える影響について―呼吸瞑想による実験的検討―. 45
  • 橋萌黄,松田英子 友人との共食が大学生のメンタルヘルスへ及ぼす効果. 46
  • 許倩,松田英子 在日中国人留学生の異文化適応を促進・抑制する要因に関する検討〜パーソナリティ、ストレス、ソーシャルサポートからの分析〜. 47
  • 谷佳成恵,津田彰,矢田幸博,張淑珍,岡村祐一,米田健一郎,大杉紘徳,村田伸 地域高齢者におけるサルコペニアの有無による健康関連QOLの相違. 48
  • 岡村祐一,矢田幸博,廣川聖子,津田 彰 鹿児島県離島住民を対象とした統合生理心理学的研究. 49
  • 米田健一郎,津田彰,堀内聡,伏島あゆみ,三原健吾,田中芳幸,岡村尚昌,松田英子,津田茂子,内村直尚 自己認識のポジティビティとストレスマインドセットを測定する包括的尺度の開発. 50
  • 三原健吾,岡村尚昌,津田彰 Well-being概念の違いと睡眠の質との関連性 ―シート型睡眠測定装置「眠りモニタ」を用いた検討―. 51
日本行動科学学会会則・その他

55巻 2号(2017年3月発行)

原著
  • 横光 健吾 , 金井 嘉宏 , 平井 浩人 , 飯塚 智規 , 赤塚 智明 , 佐藤 健二 , 坂野 雄二 嗜好品摂取によって得られる心理学的効果を測定することのできる尺度の開発.  103-
  • 上村 碧 , 大月 友 , 嶋田 洋徳 児童における比較関係と時間関係の関係反応に対する複数の範例による訓練 : 般化オペラント行動としての派生的関係反応および刺激機能の変換の確立.  117-
短報
  • 片山 綾 , 佐伯 大輔 報酬共有場面における他者への信頼 : 他者の共有選択確率の効果. 129-
総説
  • 土江 伸誉 マウスのモリス型水迷路学習課題における実験装置の条件設定の重要性. 151-
  • 加藤 司 メタ分析による浮気に対する性差の再考. 137-
日本行動科学学会会則・その他

55巻 1号(2016年9月発行)

原著
  • 遠藤 美行 , 内山 伊知郎 2歳児における空間的視点取得能力と道徳的判断能力の関連. 1-
  • 山岸 直基 反応間間隔の変動性に対する異反応強化手続きの効果. 9-
  • 山口 大輔 , 鈴木 直人 競争における2者間の優劣関係が血行力学的反応および心理的反応にもたらす影響. 25-

特集:日本行動科学学会第32回ウィンターカンファレンスシンポジウム
磯博行先生追悼シンポジウム『行動科学研究者としてのこだわり』
総説

  • 中尾 将大 磯博行先生と行動科学 : その研究法と教育法. 37-                      
  • 杉岡 幸三 動物実験心理学に対する提言 : 発生学的神経行動科学からの視点. 45-      
『海馬研究のフロンティア : 機能的多面性の動作原理に迫る』
総説

  • ア本 裕也 , 坂田 省吾  Go/No-go刺激弁別課題中の海馬θ波活動. 61-
  • 高野 裕治 海馬シータ波の機能的意義と出現機構とのクロストーク. 73-
  • `島 旭 , 一谷 幸男 ラットの長期記憶機能における後部帯状皮質および海馬の役割. 81-
日本行動科学学会会則・その他

54巻 2号(2016年3月発行)

追悼
  • 磯 博行先生. 1-
原著

  • 岩野 卓 , 新川 広樹 , 青木 俊太郎, 門田 竜乃輔 , 堀内 聡, 坂野 雄二 心理的ウェルビーイング尺度短縮版の開発. 9-

特集:日本行動科学学会第31回ウィンターカンファレンス講演論文
原著

  • 岩野 卓 , 青木 俊太郎 , 堀内 聡 , 黒宮 健一,坂野 雄二 ウェルビーイング促進行動目録の開発 23-                      
  • 永野 茜 , 青山 謙二郎 強制選択試行の割合がラットの遅延の伴う報酬選択に与える効果. 31-                      
  • 加藤 美朗 , 蓑ア 浩史 , 松見 淳子 プラダー・ウィリー症候群の行動問題の年代別比較 : CBCLを用いた得点および発現率の検討. 41-
総説

  • 松田 英子 睡眠障害への対処と認知行動療法 睡眠と覚醒の問題の治療と予防に向けて. 53-                      
日本行動科学学会会則・その他

54巻 1号(2015年9月発行)

原著
  • 遠藤 美行 , 内山 伊知郎 2歳児における空間的視点取得能力と道徳的判断能力の関連. 1-
  • 山岸 直基 反応間間隔の変動性に対する異反応強化手続きの効果. 9-
  • 山口 大輔 , 鈴木 直人 競争における2者間の優劣関係が血行力学的反応および心理的反応にもたらす影響. 25-

特集:日本行動科学学会第32回ウィンターカンファレンスシンポジウム
磯博行先生追悼シンポジウム『行動科学研究者としてのこだわり』
総説

  • 中尾 将大 磯博行先生と行動科学 : その研究法と教育法. 37-                      
  • 杉岡 幸三 動物実験心理学に対する提言 : 発生学的神経行動科学からの視点. 45-      
『海馬研究のフロンティア : 機能的多面性の動作原理に迫る』
総説

  • ア本 裕也 , 坂田 省吾  Go/No-go刺激弁別課題中の海馬θ波活動. 61-
  • 高野 裕治 海馬シータ波の機能的意義と出現機構とのクロストーク. 73-
  • `島 旭 , 一谷 幸男 ラットの長期記憶機能における後部帯状皮質および海馬の役割. 81-
日本行動科学学会会則・その他

53巻 2号(2015年3月発行)

原著
  • 青木俊太郎,宮ア友香,垣耕企,堀内聡,坂野雄二 看護大学生の反すうおよびストレッサーと抑うつとの関連性.87-
  • 小塩真司,清原昭子,福井充,上田由喜子 食物選択における価値観の構造―大学生・社会人の比較―.97-
短報
  • 青木俊太郎,津田彰,堀内聡,金ウィ淵,洪光植,小林久謹 ストレスマネジメント行動の変容ステージと抑うつ症状の関連.111-

特 集:日本行動科学2014年度年次大会講演論文
動物から人まで、基礎から臨床まで
総説

  • 谷内通 世界について考え,意味を認める心の起源―ワーキングメモリ過程と概念学習の比較心理学―.119-
  • 篠原恵介,畑敏道 空間記憶の保持低下における海馬NMDA受容体の関与.137-
  • 藤村友美 表情模倣の心的基盤と社会的機能.147-
  • 大杉紘徳,村田伸,兒玉隆之 理学療法と脳内神経機構.155-
原著
  • 中川明仁,木村穣,吉内佐和子,宮内拓史,松島典子,馬場天信,佐藤豪 肥満治療へのチーム医療介入の意義およびフォーミュラ食使用者の心理的特徴.165-
日本行動科学学会会則・その他

53巻 1号(2014年9月発行)

原著
  • 中谷陽輔,佐藤豪 青年期における「居場所」の特徴および,アイデンティティとの関連性についての実証的研究―居住形態に着目して―.1-
  • 大屋藍子,武藤崇,中鹿直樹 反応非依存的な獲得事態と回避事態が行動変動性の減少に及ぼす影響についての比較検討.11-
短報
  • 浅野高志,田中あゆみ 禁止が内発的動機づけに及ぼす影響.21-
特 集:日本行動科学学会第30回ウィンターカンファレンス講演論文

原著
  • Shuichi YANAI,Yuki SEMBA,Shogo ENDO The effect of diazepam on mouse PTSD-like behaviors induced by the 2011 Tohoku earthquake.27-
総説
  • 大藤弘典 状況に応じた空間表象の動的変化の過程.37-
  • 浅川希洋志 フロー経験―ポジティブな発達と心理的ウェルビーイングへの可能性―.47-
  • 東豊 家族療法の発展〜摂食障害の治療を通して〜.59-
  • 岡島義,井上雄一 うつ病に伴う不眠に対する認知行動療法の有効性に関する展望.69-
日本行動科学学会会則・その他

52巻 2号(2014年3月発行)

原著
  • 岡田ゆみ,浦光博 断酒しているアルコール依存症者に対する一般住民の態度変容に向けた取り組み―教育的介入の効果と持続性の検討―.75-
  • 中川明仁,佐藤豪 交流分析理論から見た完全主義者の他者および自己への態度の検討.87-
特 集1:日本行動科学学会第29回ウィンターカンファレンス講演論文

総説
  • 河野義久 脳機能診断装置としての3T-MRIの臨床応用.97-
原著
  • 外山浩之,矢島潤平,小野田杏里沙 情動知能が急性ストレス場面における心理生物学的ストレス反応に及ぼす影響.109-
特 集2:日本行動科学2013年度年次大会講演論文
目で見て体験する行動科学の世界2013

総説
  • 磯博行 心理学における動物実験の醍醐味.125-
  • 漆原宏次 動物を用いた古典的条件づけ研究とヒトの連合学習研究の関係に関する一考察.135-
日本行動科学学会会則・その他

52巻 1号(2013年9月発行)

原著
  • 斎藤 めぐみ,島崎 崇史,満石 寿,竹中 晃二 生活活動量の増強を目的とした通信型介入に有効な行動変容技法の検討.1-
  • 清水 安夫,内田 若希 Health Action Process Approachによる運動行動モデルの検討.15-
  • 上野 萌子,内山 伊知郎,ジョセフ キャンポス オーダン ダール,デイビッド アンダーソン 上りおよび下り斜め方向の仮想的な光学的流動に対する乳児の姿勢補償.29-
特 集:日本行動科学学会第29回ウィンターカンファレンス・シンポジウム

総説
  • 矢田 幸博 生活調査における冷え性女性の心理、生理学的な解析.39-                               
  • 投石 保広 セリエのストレス理論批判U−行動科学の立場から−.47-
原著
  • 加藤 有一 ストレス回復機能の新しい評価方法.57-

51巻 2号(2013年3月発行)

原著
  • 大杉 佳美,内山 伊知郎 2,3 歳児における固体性の認識に関する探索行動について.
短報
  • 久保 温子,村田 伸,上城 憲司,堀江 淳 地域在住高齢者における主観的健康感と主観的な健康指標との関連についての疫学調査.
特 集1:日本行動科学学会第28回ウィンターカンファレンス・シンポジウム
ヒトとその仲間の強迫性障害(オーガナイザー 原井 宏明)

総説
  • 小堀 修 確認強迫の認知モデルと認知療法の一事例.
  • 入交 眞巳 ヒトとその仲間の強迫性障害−獣医から見た動物の強迫性障害(常同障害)−.                               
  • 磯 博行 スケジュール誘発行動は強迫障害の動物モデルか?
特 集2:日本行動科学2012年度年次大会講演論文
日本における行動科学の「これまで」と「これから」(アクションエディター 高瀬堅吉・柳井修一)

高瀬 堅吉 年次大会講演論文の構成
                              
総説
  • 伊藤 正人 実験的行動分析の40年:回避行動から社会的行動まで.
  • 金杉 武司 行動科学の哲学:行動科学の多様性とインターフェース問題.                               
  • 高瀬 堅吉,小田 哲子,黒田 優,船戸 弘正 遺伝子改変マウス行動表現型解析の現状とその課題−MCH/ MHCR1ノックアウトマウス行動表現型解析を例として−.                               
  • 荒川 歩 モード2としての「法と行動科学」とその課題.
  • 川畑 秀明 行動と脳と芸術をつなげる:現状とその課題.

51巻 1号(2012年9月発行)

原著
  • 野村 光江,岡ノ谷 一夫,川合 伸幸 表情 情動語に対する心理生理的反応.1-
  • 山中 祥子,余語 真夫 チョコレートに対する潜在的態度および顕在的態度と摂食量について.7-
短報
  • 森岡 陽介,鈴木 直人 怒り感情喚起中における脳内等価電流双極子推定.14-
  • 高橋 伸彰,廣中 直行,嶋崎 恒雄,成田 健一 依存・嗜癖・乱用は同義か?:タイトル・キーワードの計量書誌学的分析.25-
特 集:日本行動科学学会第28回ウィンターカンファレンス・シンポジウム
子どもの行動科学(オーガナイザー 磯 博行)

総説
  • 宍戸 恵美子,井本 敬二 幼児の早期行動介入はどうして有効なのか? 37-
  • 加藤 美朗,嶋ア まゆみ,松見 淳子 遺伝性障害の行動問題の特性について―プラダー・ウィリー症候群の行動表現型の特定の試みをとおして―.45-
原著
  • 清水(加藤) 真由子 2歳児の物の所有を巡るやり取りにおける向社会的行動.57-
  • 伴 碧,内山 伊知郎 18ヵ月児における他者の欲求理解と誤信念との関連.65-

50巻 2号(2012年3月発行)

原著
  • 松本明生他 日本語版Acceptance and Action Questionnaire (AAQ) の作成−信頼性と妥当性および心理的不適応との関連の検討−.75-
  • 清水安夫他 大学生の運動行動を規定する心理的要因に関する研究−身体活動セルフ・エフィカシーと運動に対する態度尺度による検討−.85-
短報
  • 玉越勢治他 ロッキングチェアのリラックス効果に関する工学心理学的検討.101-
講演論文1

総説
  • 津田彰他 行動科学におけるストレス研究−これまでとこれから.107-
特集1:「日本行動科学学会第27回ウィンターカンファレンス若手研究者シンポジウム」

総説
  • 島袋静香他 ADHD児の強化子に対する感受性−基礎科学と臨床の知識共有と発展を目指して−.117-
短報
  • 矢野円郁 反応抑制による健常な加齢と病的変化の鑑別−病識改善に向けた臨床と研究−.131-
  • 甲田宗良 マインドフルネス認知療法によるうつ病の再発予防と抑うつ気分欲求(Need for being soaked in depression)の提案.143-
  • 外川あゆみ他 ストレスマネジメント行動変容ステージと完全な精神的健康状態との関連.151-
講演論文2

総説
  • 杉岡幸三他 受精の瞬間から子育てが始まる−こどもの行動異常とそれをもたらす神経学的基盤に関する実験的研究−.157-
特集2:サクセスフル・エイジングへの招待(アクションエディター 柳井修一・高瀬堅吉)

総説
  • 柳井修一 長期食餌制限とサクセスフル・エイジング−ラットにおける認知機能の改善.177-
原著
  • 下倉良太他 骨導超音波補聴器を用いた最重度難聴者リハビリテーションの事例研究.187-
  • 島内晶 高齢者のメタ記憶における自信度および虚偽記憶との関連性:サクセスフル・エイジングの観点から.199-
  • 木村年晶他 高齢者の持つ社会的ネットワークサイズが充実感に及ぼす影響.207-

50巻 1号(2011年9月発行)

原著
  • 上野美果他 ビジュアルクリフ横断パラダイムにおける乳児の回避・接近行動と気質的特徴の関連.1-
  • 金森雅他 健常成人の左右識別困難−心的回転能力の影響について.11-
特集1:現代の食行動の諸相(アクションエディター 漆原宏次)

総説
  • 今田純雄 食行動と生活習慣改善:過食性肥満に焦点をあてて.19-
原著
  • 村椿他 The Beck Diet Programに基づく集団認知療法の有効性の検討.33-
特集2:日本行動科学学会2010年度年次大会講演論文 総説
  • 川合伸幸 怖いものほど早く見つけてしまう:生得的な脅威感知システム.49-
  • 大木祐治 韓国での心理学研究および教育の現状.59-

49巻 2号(2011年3月発行)

原著
  • 首藤祐介他 反応密度が随伴性判断に与える影響.81-
特集:「日本行動科学学会第26回ウィンターカンファレンス若手シンポジウム」
  • 服部稔他 事象関連電位P3成分における動物モデルの構築−ラット前部帯状皮質に着目して−.91-
  • 岡村尚昌他 女性大学職員の主観的疲労感と平日及び休日の唾液中コルチゾール反応との関連性.99-
  • 田中善大他 応用行動分析の研修プログラムが主任保育士の発達障害児への支援行動に及ぼす効果の検討.107-
  • 沼田恵太郎他 ヒトの随伴性学習における復元効果の実験的検討.115-

49巻 1号(2010年9月発行)

原著
  • 青山謙二郎他 レポート課題への取り組みと遅延価値割引の程度の関係.1-
短報
  • 手塚洋介他 挑戦/脅威評価が心臓血管反応の喚起と持続に及ぼす影響.11-
特集:「古典的条件づけの基礎と応用〜行動、脳、態度形成、臨床的応用」(アクションエディター 青山謙二郎・漆原宏次)
  • 漆原宏次 古典的条件づけにおける刺激競合現象の応用に関する諸問題.19-
  • 田積徹 恐怖の古典的条件づけの消去に関係する神経機構−心理臨床応用への示唆−.31-
  • 尾崎由佳 古典的条件づけによる潜在的態度の形成と変容に関する研究展望.53-
  • 宮崎友香 臨床場面における恐怖の古典的条件づけの理解と変容−認知行動療法の視点から−.63-

48巻 2号(2010年3月発行)

原著
  • 高木悠哉他 実験前に摂食させることが、その後の摂食行動の食事セッション内減少に及ぼす影響.91-
  • 服部稔他 前部帯状皮質におけるラットP3-like成分の検討.103-
  • 柳井修一他 住宅内透過騒音の因子構造の検討.115-
特集1:人と動物の関係(アクションエディター 種市康太郎・金児恵)
  • 菊池和美他 「犬の散歩」のネットワーク:PDM(心理的距離地図)を用いた高齢男性4名の分析.123-
  • 川合伸幸 動物はヒトをどのように認識しているか?:社会的手がかりに関するイヌとチンパンジーの比較研究.133-
特集2:行動学研究の広がりと新たな展開(アクションエディター 中尾将大・斉藤光太郎)
  • 佐藤鮎美他 母子相互作用の文脈間比較−絵本共有場面と自由遊び場面において−.143-
  • 堀内聡他 多理論統合モデルに基づく、エキスパート・システムを利用したストレスマネジメント介入.151-
  • 小川景子他 事象関連電位を用いた夢の精神生理学的研究.159-
  • 長谷川征史他 甲状腺ホルモン阻害ラットの認知行動障害の解析.165-
  • 土江伸誉 行動学的手法によるうつ動物モデルの有用性.173-

48巻 1号(2009年12月発行)

原著
  • 中島定彦他 棚に陳列された商品の購入時に見られる右側選択バイアスに関する実験的研究.1-
特集1:行動科学が学校現場に貢献できること(アクションエディター 加藤哲文)
  • 渡部匡隆他 通常の学級における広汎性発達障害のある児童と級友との社会的相互作用の支援.11-
  • 島宗理他 学校教育を改善する情報システムと行動システム.23-
  • 村中智彦他 小集団指導を通じた自閉症児と他児とのやりとりの促進.37-
  • 若林上総他 通常学級における集団随伴性適用への教師の介入受容性―小・中・高等学校間の比較から―.47-
特集2:神経科学と行動科学をつなぐ架け橋
  • 今井英明他 哺乳類大脳新皮質および海馬に見られる層構造の機能的意義.57-
  • 高瀬堅吉 空間認知能力の性差は氏か育ちか?―性差形成要因をめぐるヒトとラットにおける研究の動向―.69-

47巻 2号(2009年3月発行)

原著
  • 赤尾依子 幼児の運動調節を測定する新しい図形描画課題.55-
  • 稲森里江子 主観的・客観的測度によるコミュニケーション・スキル学習「聴くトレ」の効果−医学部学生を対象として−.65-
短報
  • 堀内聡他 ストレスマネジメント行動の変容ステージとストレス反応との関連.75-
特集:行動科学セミナー2008(行動科学の最前線)
  • 和田博美他 企画趣旨.83-
  • 磯博行 動物実験の勧め.85-
  • 山田弘司 イヌの問題行動治療における行動変容技法の利用.95-

47巻 1号(2008年12月発行)

原著
  • 山崎真理子他 リアルモデルの社会的規範としての適切性が女性の摂食量に与える効果.1-
  • 田積徹他 健康損失と健康増進の遅延価値割引の比較〜仮想的食品摂取選択事態での検討.9-
  • 堀内聡他 テレビを見ながら摂食させた場合の食事セッション内での摂食行動の減少過程に関する検討.31-
  • 堀内聡他 The Rhode Island Stress and Coping Inventory日本語版の作成:信頼性と妥当性の検討.37-

46巻 2号(2007年発行)

特集:障害児・者の行動科学
  • 小林久子 失語症者へのコミュニケーション支援.65-
  • 嶋崎まゆみ 障害児・者とその家族のための行動科学的地域援助.75-
講演録1
  • 大元誠 日本語でする心理学.83-
講演録2
  • 磯博行 心理学実験実習のIT化−帝塚山学院大学におけるこの10年間の試み−.89-

46巻 1号(2007年12月発行)

特集:嗜癖的行動の諸相
  • 廣中直行 嗜癖的行動の諸相:薬物依存を中心に.1-
  • 花澤美波子他 ラットの脳内自己刺激行動に及ぼすニコチンの効果.9-
  • 佐野佳世子他 喫煙行動の心理的維持要因 −他の「嗜癖的」行動との比較−.17-
  • 木戸盛年 大学生における嗜癖的行動の抽出.27-
  • 長田洋和 日本版インターネットアディクションテスト(JIAT)の有用性の検討.33-
  • 高橋伸彰 我が国における依存者による自助活動:ダルクを中心に.41-
原著
  • 伊東暁子他 食事を介した自己および両親に対する評価形成 −幼児の弁当に焦点をあてて−.49-

45巻 2号(2006年12月発行)

特集:精神科領域での臨床研究:向精神薬の薬効評価研究・治験
  • 原井宏明 「精神科領域での臨床研究:向精神薬の薬効評価研究・治験」企画の意図.1-
  • 原井宏明 治験責任医師の仕事から学んだこと:プラセボ反応と臨床家のバイアス.3-
  • 尾澤敬一郎他 臨床試験とCRC.13-
  • 田尻貴裕他 臨床研究の倫理原則.19-
総説
  • 中島定彦 商品広告と古典的条件づけ −研究展望(2)−.27-

45巻 1号(2006年12月発行)

特集1:脳科学と行動科学の連携
  • 黄田育宏 Functional MRIによるラット嗅球の匂い地図.1-
  • 大塚明香他 音楽の構造的聴取にかかわる脳磁界反応.9-
  • 澤木梨沙他 AD/HDとP300 ERP.21-
  • 山本徹 MRIによる脳機能研究の現状と課題.31-
特集2:ウィンターカンファレンス・ポスターセッション
  • 磯博行 パソコンによるストレスチェックの試み.41-
  • 獅々見照他 S-に食塩水を用いたミツバチの弁別学習.43-
  • 岡部忠司 社会不安障害と緊張型対人恐怖の異同に関するアナログ研究とその治療的意義.45-
  • 加藤真由子他 離乳期ラットの空間学習に与える環境エンリッチメント効果.47-
  • 横田晋大他 他集団からの脅威が社会的ジレンマゲームでの協力行動に与える影響.49-
総説:
  • 中島定彦 商品広告と古典的条件づけ −研究展望(2)−.51-
原著
  • 中尾将大他 ラットの自発的回転輪走行と海馬脳波のセッション内変動.65-

44巻 2号(2005年12月発行)

特集:臨床と実験から発達を考える
  • 大木祐治他 「臨床と実験から発達を考える」企画趣旨.1-
  • 鈴江毅 発達上の問題行動とその支援のあり方:医療と教育の連携.3-
  • 会沢勲 教育相談における家族への対応 −家族の問題と法的な位置づけを中心に−.7-
  • 石川悦子 発達上の問題行動とその支援のあり方:学校への対応.19-
  • 橋本道男 ドコサヘキサエン酸(DHA)の記憶・学習機能向上効果とアルツハイマー型認知症への応用.31-
  • 柳井修一 長期食餌制限とラットの認知能力 −制限強度と認知能力間の二次相関関係−.45-
  • 岡市洋子 アラキドン酸による老齢ラットの空間認知障害の緩和.55-
  • 下田重朗 動物に用いた豊富な環境の実験:飼育環境が学習と行動に及ぼす効果.67-

44巻 1号(2005年8月発行)

短報
  • 本間優子 児童期における規則場面の役割取得能力とクラス内行動との関係.1-
  • 多賀谷智子他 軽度発達障害児に対する教室場面での機会利用型SST−オンタスク行動の形成と般化−.7-
  • 一言英文他 日本人大学生の人生満足感に関する探索的検討.13-
特集:行動科学の前線から
  • 中西大輔他 不確実性の集合的処理:社会的学習への適応論的アプローチ.21-
特集:役に立つ行動科学:実践・臨床場面における研究活動
  • 嶋崎恒雄 「役に立つ行動科学」企画の意図.31-
  • 平井啓 がん医療における行動科学的研究 −肺がん患者の外来化学療法移行に関する行動科学的研究を通して−.33-
  • 浮田潤 医療現場における実証的研究と問題点.39-

43巻 2号(2004年12月発行)

原著
  • 村田伸他 在宅障害高齢者の主観的健康感に及ぼすADLならびにライフスタイルの影響.51-
  • 北條雅己他 ラットのホーミング行動に及ぼす海馬損傷と頭頂皮質損傷の効果.59-
特集:行動科学の前線から
  • 岡村尚昌他 精神神経免疫学的指標を用いたストレスの実験的研究と臨床的研究.71-
  • 小野田慶一 時間知覚の神経生理学的基盤.79-
  • 池田和隆 遺伝子と行動 −遺伝子変異マウスの情動行動−.89-
批判
  • 磯博行 被験者にプレシャーをかけない実験実習課題の開発.97-

43巻 1号(2004年6月発行)

原著
  • 相馬敏彦他 恋人・夫婦間暴力被害の抑制に及ぼす対人的影響−関係内での協調的・非協調的志向性と関係外部からのサポートの影響−.1-
短報
  • 大芦治 高い達成期待をもつ両親の養育態度は児童のタイプAと関係しているか.9-
  • 村井千寿子他 ニホンザル1歳児における位置を指標とした対象回避実験.17-
特集
  • 廣中直行 脳科学は基礎と臨床をつなぐか〜薬物依存をめぐって.23-
  • 亀谷秀樹 自然報酬回路と薬物依存.33-

42巻 2号(2003年12月発行)

特集:学習・記憶についての発達からのアプローチ
  • 土江伸誉他 若齢・老齢マウスおよび痴呆モデルマウスの学習・記憶機能.61-
  • 田中あゆみ 児童期から青年期における学業への動機づけ−達成目標理論の観点から−.69-
  • 久保(川合)南海子 老齢ザルにおける学習と記憶 −老化によって失うものと現れてくること−.77-
  • 渡辺はま 加齢に伴う記憶機能の変化と維持.89-
短報
  • 水野邦夫 社会的スキルに影響する特性要因についての検討−外向性は社会的スキルのし主要因か?−.99-
  • 福岡欣治 ソーシャル・サポートの互恵性に関する考察−認知レベルと実行レベルの区別に焦点を当てて−.103-
  • 磯博行 回転かご受動的回避学習による慢性不動ストレスがマウスのストレス病理に及ぼす効果.109-
  • 小野田慶一他 海馬θ波を用いた時間知覚における海馬機能の検討.115-
  • 岡田佳奈他 イボテン酸による海馬CIA損傷が空間記憶課題に及ぼす影響.121-

42巻 1号(2003年6月発行)

原著
  • 宮路恵里香 ボランティア活動におけるソーシャル・サポート授受の変容−互恵的な授受の促進に関して−.1-
教育講演
  • 杉岡幸三他 胎児からのメッセージ −神経行動奇形学からのアプローチ−.11-
特集:ERPの基礎と臨床
  • 入戸野宏 事象関連電位(ERP)と認知活動:工学心理学での利用を例に.25-
  • 片山順一 ERPと注・モ欠陥多動性障害.37-
  • 投石保広 統合失調症(精神分裂病)の認知障害:ERP(脳事象関連電位)によるアプローチ.45-

41巻 2号(2002年12月発行)

短報
  • 大芦治 中学生のタイプA行動パターンと両親の養育態度の関係.1-
特集:不登校を考える
  • 久野弘道 解決志向アプローチによるスクールカウンセリング実践とその有効性.9-
  • 佐藤美鶴他 不登校に対するへき地・小規模校のもつ効用.19-
  • 野崎徹他 不登校児童への教育相談的な関わり方.29-
特集:クロニンジャーの気質理論と条件付け学習
  • 山田弘司 Cloninger気質性格モデルの性格理論の中での位置づけ.39-
  • 川口恭子他 "CloningerのTCIとBIS/BAS,アンへドニアとの関連".49-

41巻 1号(2002年8月発行)

原著
  • 中尾将大他 マウスを用いた活動性ストレス暴露下におけるストレス病理の検討.1-
特集:しあわせの行動科学
  • 嶋崎まゆみ しあわせの行動科学.19-
  • 森村成樹 動物はしあわせか?−動物園で飼育されている動物のための福祉−.23-
  • 権藤恭之 長生きはしあわせか?−東京百寿者調査からの知見−.35-
  • 水子学 大学新入生の対人相互作用と幸福感の推移との関連−体験抽出法を用いて−.45-

40巻 2号(2001年12月発行)

教育講演
  • 松見淳子 米国における臨床心理学:Scientist-Practitioner Model 50周年.1-
特集:<信じる>と<疑う>の心理学
  • 水野邦夫 対人的好悪感情の変化に伴うパーソナリティおよび社会的スキル認知の変化について.9-
  • 野村伸威 老年期における回想法とライフレヴュー.19-
  • 佐伯大輔 遅延・確率・共有による報酬の価値割引.29-
特集:説明するとは何か:行動が先か心が先か
  • 澤幸祐 条件づけ研究における刺激表象を用いた説明の一般性.39-
  • 中丸茂 行動分析学における「説明」.51-
  • 湯川進・セ郎 仮説的構成概念としての行動の意図性−社会心理学における攻撃研究から−.63-

40巻 1号(2001年8月発行)

原著
  • 石川隆行他 児童期中期の罪悪感と共感性および役割取得能力の関連.1-
特集:行動科学と予防的健康医学との連携と展開
  • 津田彰他 行動科学と予防的健康医学との連携と展開:Overview.9-
  • 益子育代 子どものストレスマネジメント支援のための効果的な教育相談活動と組織の連携.19-
  • 大矢幸弘 行動科学と予防的健康医学との連携と展開:医療現場における連携と展開ーアレルギー疾患をモデルとして−.27-
  • 島津明人他 職場のメンタルヘルス活動における行動科学の適用.39-
  • 堤俊彦 医学・心理学教育:ライフスタイルの行動変容とウェルネスの実践.45-

39巻 2号(2001年3月発行)

短報
  • 和田博美他 加齢と時間判断の変化.1-
特集1:発達と臨床からの行動を考える
  • 川野健治他 特別養護老人ホームの食事介助場面における行為の協調.7-
  • 千葉浩彦 カウンセリングの相談効果の説明要因の探索.21-
  • 嶋崎恒雄他 オートポイエ−ティック・システムとしての相互強化のネットワーク.31-
特集2:ミレニアム講演
  • 久野能弘 行動科学:受け継いだもの、伝えたいもの.43-
  • 長田 久雄 行動科学教育の意義と役割、今後の展開.51-

39巻 1号(2000年11月発行)

会長挨拶 岡市広成 i
原著
  • 畑敏道他 未来をあらわす日本語表現が持つ時間的距離感の不連続性.1-
特集1:基礎からみた応用/応用から見た基礎
  • 坂田省吾 基礎から応用への線形性と非線形性 -動物モデルの立場から−.15-
  • 山本利和 視覚障害乳幼児の空間認知の発達とそれを促す教育的関わり.25-
  • 加藤哲文 応用的研究と基礎的研究に架ける橋:障害者を対象とする応用行動分析の役割.35-
  • 藤信子 心理療法を学ぶ時 −臨床現場で働く立場から−.53-
特集2:最近のアルコール研究
  • 吉本寛司他 アルコール依存形成の神経薬理学的研究.59-
  • 磯博行 ストレスとアルコール.71-
  • 羽田ひづる アルコール臨床の現状 −アルコール依存症者の現状と治療の実際−.83-

38巻 合併号(1999年12月発行)

原著
  • 川合伸幸他 A study of emotionality assessed using licking suppression in rast with microencephaly induced by prenatal methylazoxymethanol acetate (MAM) treatment.1-
  • 千葉浩彦 ディストレス研究に対する解決志向モデルの適用.7-
特集1:紛争解決の社会心理学
  • 大渕憲一他 対人葛藤における方略選択:動機的、認知的要因.19-
  • 福野光輝 交渉における自己利益と公平関心:最終提案交渉パラダイムによる分析.29-
  • 今在慶一郎 職場葛藤の解決過程における公正感と異文化組織への帰属感.39-
特集2:心理療法における身体と行為(アクション)
  • 藤岡孝志 動作療法の展開と実践.51-
特集3:性格心理学再考
  • 渡邊芳之 性格の一貫性と相互作用論〜新しい性格観の確立.61-
  • 和田さゆり Big Five研究の動向.67-
  • 外山みどり 社会的行動と性格.73-
  • 岸本陽一 シャイネスの3要素理論とサブタイプ.81-
  • 投石保広 性格の生理心理学.89-
  • 安藤寿康 行動遺伝学と性格.97-
  • 大野裕他 性格の遺伝子.107-

37巻 合併号(1998年12月発行)

特集1:行動における潜在性・顕在性
  • 安田稔 運動表象の変容に及ぼす段階的指導と運動技能レベルの影響.1-
  • 関矢寛史 知覚運動行動における潜在vs.顕在学習.15-
  • 戸梶亜紀彦 情動行動における潜在性と顕在性.25-
特集2:学習と脳
  • 脇田真清 脳損傷と学習のパラドックス:脳無しラットは能無しか?.47-
  • 川合伸幸 刺激文脈からの脳機構の推定.55-
  • 坂田省吾 弁別学習時の脳波活動.67-
特集3:障害と老化の認知および記憶異常
  • 和田博美 トルエン慢性投与とラットの時間弁別行動.77-
  • 神野秀雄 あるサヴァン症候群の電光石火計算 -記憶と方略について−.87-
  • 舟橋厚 重度知的障害者の療育と脳の可塑性ー脳の回復を促すための相互援助行動−.97-
  • 山下光 脳損傷による記憶障害:健忘症候群を中心に.115-
  • 西本雅彦 記憶異常の生物学的基礎と薬物治療.123-

36巻 合併号(1997年12月発行)

特集1:食行動の科学
  • 鈴木晶夫 はじめに.i
  • 根ヶ山光一 離乳と母子関係:桶谷式断乳とラ・レーチェ・リーグ式卒乳の比較.1-
  • 今田純雄 食行動研究の過去と現在.13-
  • 山極寿一 食のホミニゼーション.25-
原著
  • 福井至他 ヒトの主観的利子と主観的割引の現象を表現するための関数型の推定.33-
特集2:災害と行動科学
  • 嶋崎まゆみ 災害と行動科学 -阪神・淡路大震災で心理学者は何をしたか−.47-
  • 寺崎正治 「災害とストレス」に関する理論的研究の現状.49-
  • 長田久雄他 災害時の心理学・行動科学研究者の行動に関する一考察.57-
特集3:CURRENT TOPICS IN CONTEMPORARY PSYCHOLOGY
  • 岩本隆茂 はじめに.67-
  • 坂本敏郎他 ラットの認知地図形成過程と脳内機構ー空間情報の利用についての検討−.69-
  • 大坊郁夫 顔の社会心理学:魅力的な顔は普遍?.83-
  • 山本豊 恐怖症の成立についての理論的展開.91-


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